松井です。
私は、2017年度後期より、京都美術工芸大学で非常勤講師を務めていました。
全15回、「デザインと法規」という講義です。
意匠法、商標法、不競法、著作権法を、私独自の視点と伝え方で講義しました。
学生は、将来、デザイナーや建築士として活躍するであろう人たちです。
すなわち、法学部等の一般的な学部生ではなく、クリエイターとして活躍するであろう若者です。
通常、私の講演の聴講者は、知財業界の方、企業の方ですが、
この講義はクリエイターの卵。
講義が始まる前は、どのように知財を伝えるべきか、真剣に考えました。
法律論を棒読みするだけでは絶対に寝られます!笑
そこで、毎回、デザイン紛争に関する新聞報道などを紹介したり、
私の実務経験を挟んだりと、
なんとか興味をもってもらうために頑張りました!
その甲斐もあってか、毎回提出してもらった小レポートには、
「あ、ちゃんと理解してる!」「興味を持ってる!」と喜ばしい内容が多くてよかったです。
学内の中庭の芝生も、講義が始まる時期は青々としていましたが、
最後は京都の冬で寒く、芝生は枯れていました。
最近、若いクリエイターや、その周りの方々との交流が増えてきて、
クリエイターが学生時代から知財、特に意匠法等を学ぶことの重要性を感じています。
今回の講義で、一人でも知財に敏感なクリエイターが、社会に旅立っていくのを祈るばかりです!
松井宏記
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2018年2月20日火曜日
2018年2月14日水曜日
世界を見据えた意匠登録戦略
松井です。
知財管理 Vol.68 No.2 2018にて、下記論説を発表しました。
副題の「日本意匠出願を基礎とした米欧中ASEANでのデザイン保護戦略」のとおり、
まずは日本意匠出願を如何に行うべきかを述べさせていただいた上で、外国、特にアメリカ、ヨーロッパ、中国、ASEANでの意匠保護戦略について述べています。
外国への意匠出願について一般論になりがちなところも、
なるべく事案を用いて、実務家らしく論説させていただきました。
現地の情報については、私が懇意にさせていただいている各国代理人の協力のもと、情報収集を行い、その内容を日本の実務家にわかりやすいように紹介させていただきました。
お手元に知財管理がありましたら、是非ともご覧ください。
松井宏記
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知財管理 Vol.68 No.2 2018にて、下記論説を発表しました。
【知財管理 Vol.68 No.2 2018】
副題の「日本意匠出願を基礎とした米欧中ASEANでのデザイン保護戦略」のとおり、
まずは日本意匠出願を如何に行うべきかを述べさせていただいた上で、外国、特にアメリカ、ヨーロッパ、中国、ASEANでの意匠保護戦略について述べています。
外国への意匠出願について一般論になりがちなところも、
なるべく事案を用いて、実務家らしく論説させていただきました。
現地の情報については、私が懇意にさせていただいている各国代理人の協力のもと、情報収集を行い、その内容を日本の実務家にわかりやすいように紹介させていただきました。
お手元に知財管理がありましたら、是非ともご覧ください。
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