松井です。
新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく緊急事態宣言は、大阪、兵庫、京都の関西3府県他で、2月28日をもって解除されました。
緊急事態宣言中は、弊所では、原則として週3日ほどの在宅勤務を行なっていましたが、
緊急事態宣言の解除をもって、在宅勤務日数を減らしつつ業務を行なっています。
ウィズコロナの時代、新しい仕事方法を模索して、ほぼ一年が経ちます。
ウェブ会議がクライアントとの打ち合わせ、業界団体の会合などで浸透したことはとても有益でした。
外部団体で行うセミナーにおいても、ウェブ開催が殆どであって、ウェブでの講演は受講者の居場所を選ばないので、とても有効です。
ウェブでの講演では日本全国の方が参加されますので、情報を拡散できる点でとてもメリットがあります(しかし、セミナー後のアンケートを拝見しますと、ウェブとリアルの両方での開催を望む声が多く、リアルでの交流を持ちたいとお考えの方も多いことがわかります)。
ここ一年は、ウェブ会議や在宅勤務を十分にテストできた一年でありました。
私自身も、一年間、右往左往しましたので、そろそろ本格的に新時代にマッチした活動をできそうです。
コロナ後(ワクチン後でしょうか)の世界では、
人とのミーティングは、ウェブ会議とリアル会議の両方が活用されていくと思います。
それと同時に、クライアントからみれば事務所の所在地の重要性も薄れていくように思います。
講演の場合には、講演会場の重要性も薄れていくと思います。
最初の顔合わせや、リアルで物をみないといけない場合を除いては、
事務所がどこにあっても、みなさんウェブ会議に慣れたので、ウェブでの打ち合わせを十分に行うことができます。
(むしろ、資料共有してじっくりと話ができるので、ウェブの方が優れていると思う時があります)
講演についても、
リアルとウェブの両方で行ったり(主催者は大変でしょうが・・)、
ウェブだけの場合も、時間の都合がつかなかった方のために、数日間は録画を閲覧できるようにしたり、いいとこ取りの世界が待っていると思います。
そういう意味では、
仕事面では、事務所の場所の重要性が低下し、弁理士や事務所の実力がより試される時代が来ると思います。
講演面でも、講演日時や場所はあまり重要ではなくなり、いい講演がより多くの人に届いて、記憶に残るものになると思います。
(希望も入ってますが)
新型コロナにはやられた面もありましたが、
コロナ後(ワクチン後)は倍返しで活動したいと思います。
(と言って、自分に発破をかけておきます)
松井宏記
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