大阪・中之島 レクシア特許法律事務所のブログです。

2015年6月25日木曜日

第2回レクシア法務セミナー「営業秘密〜秘密保護に関するマネジメント戦略・新法の解説から、漏えい案件における対応実例とマスメディア対策まで〜」のご案内

第2回レクシア法務セミナーのご案内(大阪開催)
「営業秘密〜秘密保護に関するマネジメント戦略・新法の解説から、漏えい案件における対応実例とマスメディア対策まで〜」2015年7月29日

今回のレクシア法務セミナーでは、デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社における不祥事対応及び知財マネジメントの専門家の方々と共に、昨今、企業の懸案事項となっている営業秘密の保護について、組織的観点、法的観点、及び技術的観点から検討を行いたいと思います。

営業秘密の漏えい案件は、日々増加傾向にあるため、日本政府も対策に乗り出し、不正競争防止法の改正法が 今国会で成立する予定です。

この機会に今一度、皆様におかれてもより強固な営業秘密の保護体制を構築し、漏えい発覚時に備えてベストな対策シナリオを策定されてはいかがでしょうか。



詳細は下記URLをご参照ください。
http://www.lexia-ip.jp/LexiaLegalSeminar2.pdf


皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

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2015年6月24日水曜日

第1回レクシア法務セミナー「外国企業との交渉は突然に〜紛争編・契約編〜」のご案内

第1回レクシア法務セミナーのご案内(名古屋開催)
「外国企業との交渉は突然に〜紛争編・契約編〜」 2015年7月14日(火)


今回のセミナーは、「レクシア法務セミナー」と題しまして、
従前の「レクシア知財セミナー」において取り上げているテーマに比して、企業法務部の方々にも馴染みのあるテーマをピックアップしてお届けすることを企図したセミナーの第1回目となります。

昨年大変ご好評いただいた、米国大手法律事務所FoxRothschild LLPのロバート・ノートン弁護士と、弊所の中村小裕弁護士のコンビでお届けします。
両弁護士が日々携わっている日本企業と米国企業の間の交渉や訴訟といった紛争案件や、契約交渉案件の実務経験に基づき、日本企業が外国企業との交渉が必要な場面に直面した際の指針を解説いたします。




詳細は下記URLをご参照ください。
http://www.lexia-ip.jp/LexiaLegalSeminar.pdf


本セミナーは、前後半の部とも日本語で行います。

皆様のご参加を、心よりお待ち申し上げます。


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2015年6月16日火曜日

中国からの爆発的出願がくるか

松井です。

最近、こんなニュースがありました。

韓国で中国人の商標登録が倍増、日本を追い抜く―韓国メディア

中国企業・個人が韓国商標出願した件数が、2010年には1,246件だったが、2014年には2,622件になり、2倍以上に増加したというニュースです。
一方、日本企業・個人が韓国に商標出願した件数は、2010年が3,862件、2014年は3,131件で約2割減とのことです。
2015年1月から4月の出願件数で見ると、日本が1,015件、中国が1,126件で、中国が日本を追い抜いた状態とのことです。
中国から韓国への商標出願が増加している理由は、中韓両国の自由貿易協定(FTA)交渉が2010年から開始されたことが最大の原因と分析されています。

では、中国企業・個人の日本への商標出願はどうでしょうか。

特許行政年次報告書2015によりますと、以下のようなデータが発表されています。



(出典:特許行政年次報告書2015 第1章 国内外の出願・登録状況と審査・審判の現状 P.34)

中国から日本への直接出願は、2010年は1,259件、2014年は1,521件で微増傾向、
マドプロによる日本指定は、2014年は749件で2010年も同様と思われます。
合計すると、微増傾向です。まだ、爆発的出願(爆買ならぬ”爆願”)とは言えない状況です。

しかし、中国は、2013年の国内出願が1,848,858件(1出願1区分時代)あった国です(日本は117,674件)。中国国内出願の1%(約18,000件)が日本に来る時代になっても、日本出願にすると10%以上増えます。

なぜこういう分析をするかというと、中国からの問い合わせが増えているからです。単なる料金問い合わせではなく、中国各地から具体的案件の問い合わせが増えています。従前とは違った感じがします。他の弁理士も同様かもしれません。

今後の日中の政治動向・経済動向によっては、中国からの”爆願”があるかもしれません。
その時、日本企業が取るべき対策は? ”爆願”の波に飲まれることのないように、自社商標は手堅く登録しておくことが第一歩ではないでしょうか。

松井宏記

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