大阪・中之島 レクシア特許法律事務所のブログです。

2020年4月26日日曜日

オンラインセミナー はじめました

山田です。

新型コロナウィルスの関係で不安な日々をお過ごしの方も多いかと思いますが、こんなときだからこそ少しでも前向きな気持ちになっていただきたいと思い、
オンラインセミナー はじめました。


第1回レクシアオンラインセミナー
特許権侵害の損害賠償に関する最新動向と訴訟遂行上の留意点
~炭酸パック化粧料事件・美容器事件の知財高裁大合議判決と令和元年特許法改正を踏まえて~
講師: 山田威一郎 弁護士・弁理士
講義時間:約70分
配信期間:2020年4月22 日から2か月程度
ご案内サイト: http://www.lexia-ip.jp/pdf/lexia_online_seminar_1st.pdf
申し込みサイト: https://39auto.biz/lexia/touroku/entryform8.htm

第2回レクシアオンラインセミナー
近時の知財高裁判決における商標の類否判断の傾向と実務上の留意点
講師: 山田威一郎 弁護士・弁理士
講義時間:約85分
配信期間:2020年4月27日から2か月程度
案内サイト:http://www.lexia-ip.jp/pdf/lexia_online_seminar_2nd.pdf
申し込みサイト: https://39auto.biz/lexia/touroku/entryform13.htm

上記のセミナーは、事前収録をしたものを、動画配信サイトに限定公開する方式で配信させていただきますので、ご都合のよい時間にご視聴いただけます。
(申し込みサイトからお申込みをいただいた方に、動画配信サイト及び配付資料のURL をご連絡させていただきます。)

先週は2回ほど会議室にこもって、1人寂しくパソコンに向かって講義を撮影し、動画配信サイト(YouTube)にアップする作業を行いました。
これまで、弁護士、弁理士、大学の先生という肩書きを自在に使い分けてきましたが、これからは小学生がなりたい職業第3位の「YouTuber」も名乗れるようになりましたので、今後、小さな子供に職業を説明する時は、「おじさんはYouTuberなんだよ。すごいだろ。」と自慢してやります。

今回は、編集技術もないため、ZOOMで撮影した動画をそのままアップする形を取っていますが、今後は、顔のしわを消し、目を少し大きくして男前にしたり、鼻毛を消したり、最近付いてきたおなかまわりの無駄な贅肉をそぎ落としたりなどの編集技術を駆使し、より良い動画に仕上げていきたいと思います。

なお、現在、弊所の他のメンバーも講義の準備に取りかかっていますので、準備ができたものから、順次、配信させていただきます。

※松井宏記弁理士は、当初、「俺の魅力はLIVEじゃなきゃオーディエンスに伝わらない。」などとテレビ嫌いのミュージシャンのような発言をしていましたが、なぜだか最近、気が変わってやる気になってきたようです。きっと今頃、自宅で、「BBQマスター HIROKI MATSUIが語る男前な肉の焼き方講座」の撮影をしているはずです。

山田 威一郎


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2020年4月13日月曜日

特許庁「事例から学ぶ 意匠制度活用ガイド」ウェブ版の発行

松井です。

特許庁から「事例から学ぶ 意匠制度活用ガイド」ウェブ版が発行されました。

2017年より本ガイドの冊子はありましたが、
この度、ウェブ版、しかも令和元年意匠法改正対応版が発行されました。



冊子のPDFはこちら。

いままで特許は活用しているが、意匠についてはノウハウがない、意匠権活用の事例が知りたい企業にピッタリの冊子になっています。

私も、企業の方々との話のなかで、このような話によくなります。
特許出願を多数行ってきて、意匠も活用しようということになったが、ノウハウがなく、事例が知りたい、
関連意匠の実例が知りたい、意匠活用企業の事例が知りたい、意匠権活用の成功例が知りたい。。
そのような企業にお読みいただくのにピッタリの冊子です。

冊子中60ページ、61ページでは、私が意匠制度活用のコツについてコラムを書き、
意匠権の具体的活用方法、特許と意匠のハイブリッドプロテクションについても解説しています。


(「事例から学ぶ 意匠制度活用ガイド」P.60. P.61)

是非、「事例から学ぶ 意匠制度活用ガイド」をご覧いただき、意匠制度をご活用いただけましたらと思います。

松井宏記

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2020年4月8日水曜日

テレワーク開始(新型コロナウイルス対応)

弊所は、新型コロナウィルス感染症拡大の状況に鑑み、
本日より段階的に、原則として、在宅勤務(テレワーク)とさせていただきます。

(1)内容
・原則、在宅勤務(テレワーク)とさせていただきます。

(2)実施開始日:2020年4月8日(水)
 実施終了日:緊急事態宣言解除または感染終息時期を見計らって別途決定します。

(3)業務の取り扱い
・弊所からの連絡は原則として電子メールのみになります。電子メールは全所員が通常通り送受信できます。
(弊所担当者のemailアドレスが分からない場合には、info@lexia-ip.jpまでご連絡ください。)
・事務所への電話連絡は原則としてできません。
・ファックスは受領はできますが、弊所からの送信が遅れます。
・郵便は受領はできますが、弊所からの郵送は遅れます。(特許庁提出分は期限までに郵送します)
・日本国特許庁へのオンライン手続き、外国代理人への連絡等の業務は、通常通り行います。
・打ち合わせに関しましてはweb会議をご活用いただけましたら幸いです。

ご不明点がございましたら、弊所担当者までお問い合わせください。

ご不便をお掛けいたしますが、何卒よろしくお願い致します。

最後になりますが、みなさまのご健康をお祈りしております。


レクシア特許法律事務所


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2020年4月3日金曜日

新型コロナウィルス感染症の影響により期間を徒過した手続きの救済手続

田中景子です。

特許庁より、特許、実用新案、意匠及び商標に関する特許庁に係属中の出願または審判事件等について、新型コロナウイルス感染症の影響により、期間を徒過した手続への救済手続が公開されました。

1.特許庁に係属中の出願または審判事件について、新型コロナウイルス感染症の影響により、指定期間に手続きができなくなった場合は、手続ができなかった事情を説明する文書を添付し、必要と認められる場合には、指定期間を徒過していても有効な手続として取り扱うものとされます。

2.手続期間が法律等で定められている手続きについて、新型コロナウイルス感染症の影響により、所定期間内に手続きができなくなった場合は、後記<1>乃至<4>に定める救済手続期間内に限り手続をすることができます。これら手続きの場合も、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて手続ができなかった事情を説明する文書を添付しなくてはならず、必要と認められる場合は、有効な手続として取り扱うものとされます。

以下、救済手続期間と救済される手続きについて、特許庁ホームページから抜粋します。

<1> 14日以内に手続することで救済が認められる手続
手続が可能となってから14日以内に手続をしてください(在外者の場合は2月以内((7)について在外者の場合は1月以内))。ただし、所定期間経過後6月以内に限ります。((6)については所定期間経過後9月以内、(7)については所定期間経過後2月以内、(21)及び(23)については所定期間経過後7月以内)。

(1)新規性喪失の例外規定の適用を受けるための証明書の提出(特30条4項、意4条4項)
(2)パリ条約による優先権主張に係る優先権証明書の提出(特43条8項、実11条1項、意15条1項、意60条の10第2項、商13条第1項)
(3)特許出願の分割(特44条7項、実11条1項)
(4)実用新案登録出願又は意匠登録出願から特許出願への変更(特46条5項)
(5)実用新案登録に基づく特許出願(特46条の2第3項)
(6)特許権の存続期間の延長登録出願(改正前特67条の2第3項、改正前特施令3条ただし書)
(7)改正前特許法第67条の2の2第1項の規定による書面の提出(改正前特67条の2の2第4項)
(8)特許料(登録料)の納付(特108条4項、実32条4項、意43条4項、商41条4項、41条の2第4項、65条の8第5項)
(9)既納の特許料(登録料)の返還請求(特111条3項、実34条3項、意45条、商42条3項、商65条の10第3項)
(10)拒絶査定不服審判の請求(特121条2項、意46条2項、商44条2項)
(11)再審の請求(特173条2項、実45条1項、意58条1項、商61条)
(12)出願審査の請求の手数料又は過誤納の手数料の返還請求(特195条13項、実54条の2第12項、意67条9項、商76条9項)
(13)実用新案登録の明細書等の訂正(実14条の2第6項)
(14)実用新案登録無効審判請求の取下げ(実39条の2第5項)
(15)参加申請手数料の返還に係る参加申請の取下げ(実54条の2第6項)
(16)補正却下決定不服審判の請求(意47条2項において準用する意46条2項、商45条2項において準用する商44条2項)
(17)意匠法第60条の6第1項の規定により意匠登録出願とみなされた国際出願(以下「国際意匠登録出願」という。)に係る個別指定手数料の返還請求(意60条の22第3項)
(18)商標出願時の特例の規定による証明書の提出(商9条4項)
(19)国際登録の取消し後の商標登録出願(商68条の32第6項)
(20)マドリッド協定議定書の廃棄後の商標登録出願(商68条の33第2項で準用する商68条の32第6項)
(21)国際特許出願における発明の新規性喪失の例外規定の適用を受けるための証明書の提出(特施規38条の6の3)
(22)国際特許出願又は特許法第184条の20第1項の申出をする場合におけるパリ条約による優先権主張に係る優先権書類の提出(特施規38条の14第1項)
(23)国際意匠登録出願における意匠の新規性喪失の例外規定の適用を受けるための証明書の提出(意施規1条の2)

<2> 2月以内に手続することで救済が認められる手続
手続が可能となってから2月以内に手続をしてください。 ただし、所定期間経過後1年以内に限ります。((7)から(9)までについては所定期間経過後6月以内)。
(1)外国語書面出願の翻訳文の提出(特36条の2第6項)
(2)出願審査の請求(特48条の3第5項)
(3)特許料(登録料)及び割増特許料の追納(特112条の2第1項、実33条の2第1項、意44条の2第1項)
(4)外国語特許出願の翻訳文の提出(特184条の4第4項)
(5)国際特許出願における在外者の特許管理人の選任(特184条の11第6項)
(6)外国語実用新案登録出願の翻訳文の提出(実48条の4第4項)
(7)商標権の存続期間の更新登録の申請(商21条1項)
(8)後期分割登録料及び割増登録料の追納(商41条の3第1項)
(9)防護標章登録に基づく権利の存続期間の更新登録の出願(商65条の3第3項)

<3> 優先権の主張について
優先権の主張を伴う出願をすることができる期間の経過後2月以内に手続をしてください。
(1)特許出願等に基づく優先権主張(特41条1項1号括弧書、実8条1項1号括弧書)
(2)パリ条約の例による優先権主張(特43条の2第1項)
(3)特許協力条約に基づく国際出願に係る優先権主張(国際出願法施規28条の3第1項)

<4> 特許協力条約に基づく国際出願について
手続が可能となった後できる限り速やかに手続をしてください。ただし、所定期間経過後6月以内に限ります。
(1)特許協力条約に基づく国際出願の手続に係る書面の提出(国際出願法施規73条の3第1項)

出典:特許庁ホームページ:新型コロナウイルス感染症により影響を受けた手続の取り扱いについて(https://www.jpo.go.jp/news/koho/info/covid19_tetsuzuki_eikyo.html

田中景子


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