大阪・中之島 レクシア特許法律事務所のブログです。

2014年6月30日月曜日

特許の仕事と就職の全て(@LEC東京リーガルマインド)

松井です。

6月29日日曜日は、LEC東京リーガルマインド梅田駅前本校にて、

「見たい!知りたい!特許業界 ~文系出身弁理士が語る特許の仕事と就職のすべて~」

というテーマで講演してまいりました。


テーマがデカい!ですが、私が実感している「知財業界の実情」について、お話させていただきました。
弁理士登録16年を経過した私の実感としての知財業界の実情です。

対象者が、知財業界以外の方ということでしたので、基本的なことから・・、
特許事務所の業態にも、その名の通り、イロイロとあってその実情が異なることや(例えば、国際特許事務所、特許商標事務所、特許法律事務所など)、特許事務所の規模による求められる人材の違い、事務所経営スタイルの話、特許事務所の実務担当者または事務担当者に求められる資質、外国弁理士との協働、弁護士との協働、知財業界で求められる英語のレベルなどなど。。

講演前に、予め、テーマだけを箇条書きのメモにして講演に臨みましたが、結局、自由に話してしまいました。

出願数減少とか、弁理士数増加とか、これから弁理士を目指す方にとっては、ネガティブな情報がイロイロあります。事実はそうかもしれませんが、そういう情報に惑わされるよりも、いずれ、知財業界で自分をどのようにブランディングしていくか、また、その後ろにある自己実現のようなものをどう達成するかを考えるべきです。

「好きこそ物の上手なれ」という言葉がありますが、正にその通りと思います。
活躍している弁理士は、間違いなく知財に対する興味が深く、自分を持ち、周りのネガティブ情報に惑わされていません。

自分が現実を通して感じたことを一番大切にして、知財が好きと思えるのであれば、後は迷い無く知財業界に足を踏み入れるだけでしょう。

そして、知財業界で、持てる力を存分に発揮していただきたいと思います。

松井宏記

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2014年6月27日金曜日

レクシア知財セミナー「欧米企業とのライセンス交渉・契約書作成の勘所と落とし穴」のご案内

第29回レクシア知財セミナーを開催します。


アメリカの大手事務所 Fox Rothschild LLP のロバート・ノート ン弁護士と、弊所に本年4月にパートナーとして参画した中村小裕弁護士とのタッグで、欧米企業との ライセンス交渉及びライセンス契約書のドラフティングについて解説させていただきます。

 前半の第1部では、ノートン弁護士の豊富な実務経験を踏まえ、欧米企業との契約交渉上の留意点と戦略についてご説明いたします。

後半の第2部では、日本での知財渉外実務に加え、2011 年から昨年までアメリカ及びドイツで も研鑽を積んだ中村小裕弁護士より、ライセンス契約書をドラフティングする上での思わぬ落とし穴と対策についてご説明させていただきます。

本セミナーは、前後半の部とも日本語で行います。

本セミナーは、非常に人気であり(レクシアセミナー会員の皆様に先にご案内させていただいており、既に多くの参加申込をいただいております)、定員(120名)を超える可能性が十分にありますので、参加申込いただける場合には、お急ぎください。

詳細は、こちらをご覧ください。

皆さまのご参加を、心よりお待ち申し上げます。

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2014年6月24日火曜日

改正中国商標法セミナーのご報告

松井です。

昨日は、中国のDAYUP事務所(北京衆天揚知識産権代理有限公司)とレクシアとの共催で、「改正中国商標法と実施条例に関する実務的対応」というテーマでセミナーを行いました。

改正中国商標法は、本年5月1日より施行されています。
施行前ではなく施行後少し経過した時期にセミナーを行ったのは、施行後に実務的対応が少しずつ分かってくると考えていたので、その実務的対応を説明したいと思ったためです。

やはり、施行後は、イロイロな混乱?がありながら、実務的対応に変化がありました。
昨日はその辺りを解説させていただきました。

前半は、DAYUPの趙先生から、改正中国商標法と実施条例の内容について概説いただきました。先使用権や侵害の事例も解説いただきました。


後半は、前半での説明を踏まえた上で、Q&A形式で、私からDAYUPの王先生に質問を投げかける形で進めました。


参加者の皆様から事前にいくつか質問をいただいていましたので、それらと私の質問とを挙げました。


【レクシアの意匠商標部門とDAYUPの先生方】

これからも、重要な法改正については、
レクシア知財セミナーで、随時、情報提供を行っていきたいと思います。

松井宏記

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2014年6月16日月曜日

新時代の弁理士

松井です。

日本弁理士会近畿支部の活動ではありますが、
平成26年7月4日(金)
近畿支部意見交換会(第21回フラビアの会)が開催されます。
★★日本弁理士会近畿支部会員(弁理士)のみが参加対象者です。
★詳細は、日本弁理士会近畿支部からの案内をご覧ください。

今回の意見交換会では、
「新時代の弁理士」をテーマとして、様々なタイプ・スタイル・ジャンルの新時代の弁理士が、その思うところを語るようです。

レクシアの山田弁護士・弁理士と私も、
この会合にて「新時代の弁理士」として、思うところを少し語らせていただく予定です。

レクシアは、事務所創設時(2011年1月)より、
弁理士と弁護士による対等なパートナーシップ制の事務所であります。
このような業態は、日本、特に関西では珍しいと思います。

特に、我々は創設時から「特許法律事務所」であり、
多くの侵害訴訟、審決取消訴訟の代理をさせていただいてきました。
我々が約3年半の間に感じたことを、少しではありますが話してみたいと思います。

また、今後の知財保護をどのような業態で行うべきかについて、我々を含めて参加者同士で考える契機になればと思います。

松井宏記


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2014年6月5日木曜日

日本知的財産協会での研修講師

松井です。

本日は、日本知的財産協会の入門コースで研修講師を務めてきました。
150名ほどの参加者に対して、
午前中の3時間で「意匠」、午後の3時間で「商標」を概説しました(計6時間!)。

意匠商標の基本的なところをお話したのですが、さすがに3時間ずつでは話し切れず、
駆け足になってしまいました。しかし、要点はきっちりと説明できたと思っています。

基本的なところと言っても、意匠では、制度説明から、関連意匠や部分意匠の活用方法、部品の意匠の活用方法などについてまで言及しました。関連関係を特許庁に認めてもらうためのテクニックまでお話したので、少し盛り込みすぎたかな?と思いましたが、中級くらいまで含める感じで、これくらいの方がいいでしょう。(と判断しておきます)


商標では、審判決例を多数用いて、有名商標の保護なども交えながら説明しました。新しい商標が来年から導入されますが、その点についても少し触れながら、審判決例を多数見て、条文の理解を深めていただけるように努めました。


7月上旬に同じ入門コースの別クラスで、同内容をお話しします。
また6時間の講義なので、講義を聞いている方々も大変ですが、私も体力(話力?)を付けておく必要があります!

松井宏記

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