大阪・中之島 レクシア特許法律事務所のブログです。

2014年5月27日火曜日

「意匠法巴戦」 三つ巴の戦いのはじまり

山田です。

すでにご覧になられた方もおられるかもしれませんが、
発明推進協会発行の「発明」誌で「意匠法巴戦」という新連載が始まりました。

【「発明」誌】

【意匠法巴戦】 

本連載は、
・東の横綱 五味ノ山(しろくま部屋、五味飛鳥弁理士)、
・西の横綱 山田山(レクシア部屋、山田威一郎弁護士・弁理士)、
・同じく西の横綱 松井富士(レクシア部屋、松井宏記弁理士)
の3力士が意匠法の様々な問題点について、力士のごとき迫力で、三つ巴で熱く意見を戦わせるという至って真面目な連載企画です。

五味ノ山関は、なぜかしろくまの着ぐるみを被った姿で登場しますが、
山田山と松井富士はスーツにマゲという新規性たっぷりの姿で土俵にあがっています。
(各力士の似顔絵は、「発明」誌でご確認ください!)

初回のテーマは、「意匠法は本当に必要なのか?」という重たいテーマですが、
3力士が、5月号から7月号にかけて、
「意匠法は悪いところだらけだ」
「そもそも、意匠法など要らぬ」
「意匠法はとても役に立つ」
というそれぞれの立場で熱く意見を戦わせ、その後、座談会で本気でバトルします(5月号から連載がスタートしましたが、わたくし山田山は本日発行の6月号に登場。松井富士は7月号に登場します)。

発明推進協会の林家三平似の編集担当者からは、
「相撲取りの感じを出して、7割ふざけて、3割真面目に書いてくれ」
というあり得ないほどざくっとした指令が下されているのですが、あらためて書き始めると、相撲の小ネタを盛り込むのがなかなかに難しい!

原稿の中身より、小ネタをどうするかで悩み、日々眠れぬ日々が続いています。

わたしも、松井富士も、西の横綱の意地にかけて、過激に意見を戦わせていきたいと思っていますので、ご興味のある方はぜひご一読いただければと思います。


山田威一郎

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2014年5月21日水曜日

レクシア知財セミナー「アメリカ意匠と商標の実務」のご報告

松井です。

19日月曜日に、レクシア知財セミナー「アメリカ意匠と商標の実務」を開催しました。

本セミナーでは、アメリカの大手法律事務所 Fox Rothchildから、Mr. Michael J. LeonardとMr. Robert L. Nortonの二名の先生方を講師としてお招きしました。50名ほどのご参加をいただきました。ありがとうございました。

アメリカ意匠のところでは、アメリカにおける意匠権の権利範囲の解釈方法、著作権やトレードドレスによる保護の可能性について解説いただきました。
アメリカ商標のところでは、アメリカ商標の出願手続、異議手続、商品役務の指定方法等について解説いただきました。


最後のQ&Aでは、先に来場者の方々よりいただいていた質問を中心として、私が質問者となって、主にアメリカ意匠の出願手続の細かいところについて質問しました。


本セミナーにより、ご参加の皆様方の日頃の疑問が少しでも解消できていれば幸いです。

今年度は、台湾代理人、アメリカ代理人と、外国代理人とレクシアとの共催セミナーが続いています。6月23日には中国商標代理人との共催セミナーがあります。新・中国商標法がテーマです。こちらの方も皆様のご参加をお待ちしております。

松井宏記


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2014年5月20日火曜日

6月は、レクシア知財セミナーを2回開催!

すでに、本ブログの右欄に掲載されていますが、
6月18日水曜日と6月23日月曜日に、レクシア知財セミナーを開催します。

第27回レクシア知財セミナー
テーマ:不正競争防止法の近時の裁判例の動向と実務上の留意点 〜近時の裁判例のトレンドから新しいタイプの商標の導入に関する法改正の動向まで〜
日時:2014年6月18日水曜日 13:30-16:45(13:00受付開始)
場所:中之島インテス10階会議室
内容:不正競争防止法は、特許、意匠、商標の保護を裏から支える役割を担っており、不正競争防止法の正確な理解は、産業財産権の権利化の方向性を考えていく上で重要な要素となります。また、不正競争防止法に基づく侵害の事例は、意匠や商標の事案をしのぐ件数があり、知財紛争の的確な処理の観点からも、不正競争防止法の正確な理解は欠かせません。
本セミナーでは、不正競争防止法における周知・著名な商品等表示の保護規定、商品形態模倣規制、原産地・品質誤認行為規制、信用毀損行為規制に関し、近時の裁判例の動向および日ごろの実務経験を踏まえた実務上の留意点を解説します(営業秘密の問題に関しては昨年のレクシアセミナーで取り上げたため、本セミナーでは取り上げません)。
また、不競法の商品等表示の議論と絡む問題として、本年の商標法改正で導入された新しいタイプの商標(色彩、音、位置商標など)の戦略的活用法についてもご説明させていただきます。
詳細・申込はこちら


第28回レクシア知財セミナー
テーマ:新・中国商標法及び実施条例への実務的対応
日時:2014年6月23日月曜日 13:30-16:45(13:00受付開始)
場所:中之島インテス10階会議室
内容:今回のレクシア知財セミナーでは、中国商標に関する実力派事務所であるDAYUP(北京衆天揚知識産 権代理有限公司)との共催で、2014 年 5 月 1 日より施行された第 3 次改正中国商標法について解説させ ていただきます。また、中国商標法の他にも、中国商標実施条例も施行されていますので、実施条例に 基づく日本企業の実務的対応についても解説させていただきます。
新・中国商標法では、「多区分出願制度の導入、音声商標の導入、先使用権の導入、抜け駆け登録の 抑止条項の導入、異議申立の改正、馳名商標の広告禁止、商標代理人への管理強化」などが導入され、 大幅な改正が行われています。また、実施条例についても施行直前にその確定内容が公開されたところ であり、今後の実務的対応について、我々は早急に検討する必要があります。これらの内容及び実務的 対応について、DAYUP の先生方に解説をしていただきます。
また、セミナーの後半では、レクシアの松井弁理士が質問者となって、様々な角度から、新・中国商 標法及び実施条例についての Q&A を行い、皆様の理解を深めたいと思います。
詳細・申込はこちら

レクシアセミナー登録をいただいている皆様には、既に通知させていただいており、多くの申込をいただいております。
皆様のご参加をお待ちしております。


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2014年5月15日木曜日

INTA in 香港 (2)

松井です。

香港でのINTA年次大会が終了し、帰国しました。
各国の状勢について、色々と情報を仕入れてきました。

INTA主催の、とあるレセプションでは、
フィリピン特許庁長官と長い間お話させていただき、フィリピン知財の状況などを直接お伺いできました。また、我々の会話中にメキシコ特許庁長官が現れて・・、刺激的なレセプションでした。

香港の写真を少し。

【ヴィクトリア・ハーバーの夜景】
滞在中の香港は雨が多かったのですが、少し天気がよくなったのを見計らって、写真を撮りました。

【香港中環の路面電車】
バスのみならず、路面電車もdouble deckerです。 

【ヴィクトリア・ハーバー フェリー上から】
ヴィクトリア・ハーバーを往来するフェリー(StarFerry)から撮りました。このフェリーの歴史は、1880年頃から始まっているとか。

【おまけ:パンダのアート】
アイアンマンのスーツを着たパンダでしょうか。香港の街にはアートがところどころにあり、面白いです。

明日からまた気持ちを切り替えて、事務所で執務します。

松井宏記


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2014年5月12日月曜日

INTA in 香港

松井です。

9日金曜日から、INTA年次大会のため、香港に来ています。

往きの飛行機は、香港の天候が悪かったため、到着が大幅に遅れました。
香港に到着後、そのまま直接、スーツケースを持って現地事務所を訪問することになり、波乱の幕開けを感じさせました。。

その後も、各国便の香港への到着が遅れ、
二カ国の代理人から、ミーティングをキャンセル又は延期のメールが届きました。

その他は、スムーズに各国代理人と面会でき、INTAのイベントにも参加できています。

【ヴィクトリア・ハーバー】

【INTA Gala】
今年は、私としては初めて、INTA Galaに参加しました。各国代理人と懇親しました。INTA会長が挨拶しています。

【ヴィクトリア・ピークからの景色】 
ヴィクトリア・ピークで、香港代理人のレセプションがありました。香港の街が厚い雲に覆われています。。

【INTA Welcome Reception】 

【Spicy crab】
香港のカニ料理です。スパイスとニンニクで味付け。美味!

私は、ヨーロッパとアジアの代理人と面会することが多く、
商標の他にも意匠の細かい話をしています。さらには著作権による工業デザインの保護可能性について尋ねたり、この点については、いろいろな違いが各国に存在しますので、興味深いです。

色々な情報を仕入れて帰りたいと思います。

松井宏記

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