大阪・中之島 レクシア特許法律事務所のブログです。

2014年4月28日月曜日

e-learning 研修の収録

松井です。
本日は、東京で、日本弁理士会の研修講師を務めてきました。

今回は、今までとは違って、e-learningの研修講師です。
その講義の収録を行いました。

テーマは「外国意匠出願の実務」。

今まで、人を目の前にしてLIVE講演を行ってきましたが、
カメラのみを前に講演するのは初めてです。

【e-learning 講師の前】


上記写真の左上のモニタに私が写っています。

カメラのみを前に話すのは慣れていないので最初は戸惑いもありましたが、すぐに慣れていつもの調子に。

・・・オフレコの話を入れれないというのも、なかなか難しいものです。

しかし、1時間半の講演時間で、やり直しなしの一発OKで決めてきました!


松井宏記


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2014年4月16日水曜日

レクシア知的財産セミナー「アメリカ意匠・商標の実務」のご案内

今回の第26回レクシア知財セミナーでは、
全米に19のオフィスを持ち、550名のアトーニーが所属する、アメリカの大手事務所、Fox Rothchild LLPの弁護士をお迎えし、アメリカ意匠とアメリカ商標の実務について解説させていただきます。

テーマ:アメリカ意匠・商標の実務
日時:2014年5月19日月曜日 13:30-16:45(13:00受付開始)
場所:中之島インテス10階会議室



アメリカ意匠やアメリカ商標については、
おおよその出願方法やその後のプロセキューションは、日本でも様々なセミナーや書籍で紹介されているところではありますが、日本企業が実務上知りたい内容については、個別具体的な事案を経験することによって、初めて体験することになっていると思います。

今回のセミナーでは、
アメリカ意匠商標を得意とするアメリカ弁護士をお招きして、実務上のポイントに絞った内容でお話します。アメリカ意匠における実施例の考え方、権利範囲の解釈、具体的な出願戦略、また、アメリカ商標における使用主義の考え方、適切な商品役務の表示方法、使用証拠の収集方法など、日本では得難い情報を提供致します。

また、セミナーの後半では、レクシアの松井弁理士が質問者となって、様々な角度から、アメリカ意匠商標を少しでも明確に理解できるよう、Q&A形式でセミナーを進めていきます。


詳細・申込は、下記URLをご参照ください。
http://www.lexia-ip.jp/Lexia_seminar/26th_seminar.pdf



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2014年4月14日月曜日

パートナー弁護士加入のお知らせ


本日より、レクシアに、中村 小裕(なかむら こゆ)弁護士をパートナーとして迎えることとなりました。

【弁護士 中村 小裕】

中村弁護士は、2006年に京都大学の法科大学院を第1期生として卒業後(山田弁護士と同期になります)、2007年に弁護士登録し、その後、大阪の大手総合法律事務所にて知的財産法及び独占禁止法を主軸とした企業法務(訴訟を含む)を手掛けてきました。

中村弁護士は、ノースウェスタン大学ロースクールへの留学経験、米国及びドイツの法律事務所における勤務経験も有しており、ニューヨーク州弁護士資格も保有しています。

中村弁護士の略歴は以下のとおりです。

【学歴】
1999年 大阪教育大学教育学部附属高等学校池田校舎卒業
        京都大学総合人間学部(理系)入学
2000年 京都大学法学部に転学部
2003年 京都大学法学部卒業
2006年 京都大学法科大学院修了
2012年 ノースウェスタン大学ロースクール(アメリカ・シカゴ)修了(LL.M.)

【主な職歴、役職】
200712北浜法律事務所・外国法共同事業入所
20128月~ マスダフナイ法律事務所(シカゴ事務所)勤務
201211月 ニューヨーク州弁護士試験合格
20132月~ グライス・ルッツ法律事務所(ドイツ・デュッセルドルフ事務所)勤務
20137月 弁護士法人北浜法律事務所に復帰
20144月 レクシア特許法律事務所にパートナーとして参画

【主な著作】
「新しい欧州統一特許制度-新制度の概要と実務的対応」(共著、商事法務「NBL1010号・2013101日)
「~医療ニーズ、規制、最新技術、薬価、事業戦略、事例をふまえた~DDS製剤の開発・評価と実用化手法」(技術情報協会、共著、2013329日)
「先願主義への歩み寄り/先発明主義の廃止」(ザ・ローヤーズ、201111月号-特集「アメリカの新特許法の変更内容と今後の具体的な影響と対策」)
「ライセンス契約におけるライセンシーの錯誤とライセンスの対価返還請求の可否-ライセンサー及びライセンシーの対応策-」(日本知的財産協会、知財管理、20107月号)
NDAの典型条項例とバリエーション」(レクシスネクシス・ジャパン、ビジネスロー・ジャーナル、20106月号)

中村弁護士の加入により、レクシアの弁護士も2名体制となりました(来年1月にも新人弁護士が1名加入予定です)。

同弁護士の加入に伴い、今後、海外での知財紛争、外国企業との契約交渉、英文契約書のドラフティングなどの国際案件についても、これまで以上に迅速かつ高品質なサービスをご提供させていただける体制が築けたものと思います。


今後ともよろしくお願い致します。


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2014年4月10日木曜日

台湾意匠商標セミナーのご報告

松井です。

昨日は、台湾のTsai, Lee & Chen事務所とレクシアとの共催で、台湾意匠商標セミナー開催しました。
Tsai, Lee & Chen事務所は、今年三月に、Managing Intellectual Property誌が選ぶ、台湾の“The Firm of the Year 2014” を受賞されました。Congratulations!)

前半は、台湾商標と台湾意匠の実務について、陳瑞媛先生( Ms. Crystal J. Chen)と劉勝芳先生(Mr. Sang Fang Liu)に解説いただきました。


【Ms. Crystal J. Chenによる台湾商標の講演】

台湾商標は、2012年7月1日に改正されており、日本商標とは異なる色々な規定がちりばめられていて、今回の講義は私自身も非常に勉強になりました。特に、日本企業は、アルファベットと漢字の二段書きで台湾で商標登録を取得するケースがよくありますが、この場合、アルファベットと漢字の両方を商品に使用していなければ不使用取消を免れないなど、日頃の業務でも気になる点について、解説いただきました。また、台湾商標は、商標権侵害行為として、混同行為の他にもダイリューション行為(識別力を毀損する行為)も規定されている点が大きく日本商標と異なる点であります。

台湾意匠についても、2013年改正法の内容について解説いただきました。図面要件や部分意匠の取扱い、画像意匠の取扱いなどについて解説いただきました。


後半は、李世章先生(Mr. Victor S.C. Lee)から台湾での知財訴訟の概説と、商標意匠の侵害事件の事例をご紹介いただきました。商標事件ではダイリューション行為が商標権侵害になりますので、非類似物品への使用行為や信用毀損行為の商標権侵害体系についての解説が日本と異なるので興味深かったです。

【Mr. Victor S.C. Leeによる台湾知財訴訟の講演】


最後は、パネルディスカッションということで、小生が質問者となって、Tsai, Lee & Chen の先生方に質問させていただきました。台湾での商標類否の考え方(外観重視)、同意書やアサインバックの取扱いなど、日本とは全く異なるシステムになっていますので、注意が必要です。

【パネルディスカッション】

商標のところで時間がかかってしまい、意匠では画像意匠について質問するのが精一杯でしたが(私の時間配分ミスです。反省。。)、画像意匠は物品名を工夫することにより、物品を超えて権利を行使できるようになるなど、有意義な話を聞くことができました。

最後に、レクシアの会議室で記念撮影。


Tsai, Lee & Chenの先生方、大変ありがとうございました!
また、ご来場いただきました皆様もありがとうございました!

松井宏記


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2014年4月8日火曜日

商標法のテキスト出版!

弊所の山田弁護士・弁理士が執筆に参加した「商標法」が有斐閣から出版されました。
http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641144583



本書は山田弁護士・弁理士が客員准教授をつとめる大阪大学大学院 知的財産プログラムの教科書として使用することを意図して、同プログラムの講師陣が共同で執筆した書籍です(編者は茶園成樹教授です)。

ベーシックな学説と判例にのっとり、基礎的な事項から分かり易く解説していますので、初学者の方にも理解しやすい内容になっているのではないかと思います。

ご興味のある方はご一読いただければ幸いです。

なお、山田弁護士・弁理士は、商標権の権利化後のパート(第7章~第11章)を担当しています。

【目次】

第1章 商標保護制度
第2章 商標と商標の使用
第3章 商標の登録要件
第4章 商標及び商品・役務の類似
第5章 商標登録出願手続
第6章 登録異議申立てと審判
第7章 審決取消訴訟
第8章 商標権
第9章 商標権の侵害
10章 侵害主張に対する抗弁
11章 侵害に対する救済
12章 商標権の利用
13章 特殊の商標
14章 マドリッド協定議定書に基づく特例

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2014年4月3日木曜日

現地代理人が続々とレクシアに。

松井です。

4月になり、気候が良くなって、桜も満開です。

今月10日から12日には、
京都で、FICPI(国際弁理士連盟)主催のシンポジウムが開かれます。

このシンポジウムの開催と、季節のいいことが重なって、
今月は、現地代理人が、続々とレクシアに来られます。

昨日は、二組の現地代理人に、レクシアをご訪問いただきました。
そのうち、一組の現地代理人と会食し、日頃の仕事のことやプライベートのことなど、いろいろな話をして盛り上がりました。

来週は、9日に、レクシアと台湾代理人との共催で、台湾商標意匠に関するセミナーを開催しますが、その前後にも現地代理人が続々と来られます。

意見交換を活発に行って、各国の生の情報を仕入れたいと思います。
・・というのもありますが、純粋にコミュニケーションを楽しみたいと思います。

(桜の写真を少し。。私が好きな桜の小道です。)

松井宏記

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