本日12月26日で、2014年の業務は終了します。
(弊所は12月27日から1月4日まで年末年始休業になります。新年は1月5日から営業します。)
今年のレクシアの活動を振り返り、来年への抱負を述べたいと思います。
【弁理士・弁護士の体制】
今年は、弁理士・弁護士計9名の体制で始まり、今年4月に中村弁護士が参画しました。
これにより、複数弁護士による訴訟体制が確立し、弁理士との協働関係がさらに深化致しました。
来年からは、新たに、弁理士試験合格者1名(意匠商標部門)、新人弁護士1名が加わります。弁理士・弁護士計12名の体制になり(弁理士10名及び弁護士3名、うち1名は弁護士・弁理士)、多くの案件に対応させていただく体制をさらに整えて参ります。
このようなチーム力の増強に加えて、個人力の増強も実務およびセミナー講師を通して深めて参ります。
出願、審判、訴訟、法務等の受任件数が着実に増えていますので、迅速確実なサービスを提供すべく、事務担当者の増員にも努めています。
【レクシア知財セミナー】
今年は、以下の8回のレクシア知財セミナーを開催致しました。
第24回 「知っていれば得する米国特許実務 機械・電気編」
第25回 「台湾商標意匠と権利行使の実務」(Tsai, Lee & Chen との共催)
第26回 「アメリカ意匠とアメリカ商標の実務」(Fox Rothschild LLPとの共催)
第27回 「不正競争防止法の近時の裁判例の動向と実務上の留意点」
第28回 「新・中国商標法及び実施条例への実務的対応」(DAYUPとの共催)
第29回 「英文ライセンス契約書作成の勘所と落とし穴」(Fox Rothschild LLPとの共催)
第30回 「外国特許出願 米国vs中国」
第31回 「近時の特許裁判例を一日で振り返る」
来年も、この調子でレクシア知財セミナーを開催し、皆様への情報提供、情報共有を図っていきたいと思います。
【外部機関のセミナー講師】
日本弁理士会(研修所および各支部)、日本知的財産協会、各経済産業局、発明推進協会、日本商標協会、日本弁理士協同組合などの機関から、レクシアの弁理士・弁護士を講師としてお招きいただき、多数の講演を行ってきました。
私個人としては、今年は約30回、様々な機関や特定の企業において、意匠や商標に関するセミナーの講師をさせていただきました。
来年には、特許法、意匠法、商標法の改正の施行が控えており、実務的な内容も固まってきています。これら改正内容の講演が控えていますので、年末年始は改正内容の見直しに時間をかけたいと思います。
【国際会議・年次大会等】
今年は、国際会議・年次大会等に、以下のメンバーで参加しました。
5月 INTA(香港) 松井、山下
9月 JTA(大津) 山田、松井、田中景子
10月 上海専利商標事務所セミナー(上海) 山下
10月 Patent Litigation in Japan and Germany シンポジウム(ドイツ) 中村
11月 APAA(ペナン) 立花、松井、石上
来年も、国際会議・年次大会等のイベントには積極的に参加して、業界内での交流を深めていきたいと思います。
今年も、クライアントの皆様、業界の皆様にご支援いただき、一年を過ごすことができました。この場を借りまして厚く御礼申し上げます。
来年も、迅速確実に業務を行い、着実に成長していきたいと思いますので、皆様の変わらぬご支援・ご指導を何卒よろしくお願い致します。
よいお年をお迎えください。
松井宏記
Ranking check.
にほんブログ村
にほんブログ村