10月30日から11月2日まで、
WIPO本部にて開催されたSCT38のセッションに参加してきました。
【WIPO】
私は日本弁理士会からの派遣でオブザーバーとして参加しました。
SCTウェブサイトでも発表されていますが、
今回の議題は、以下の通りです。
【意匠】
・意匠法条約(DLT)について
・GUI, ICON, タイプフェイス(新技術意匠)の保護について
・DAS(優先権証明書のデジタルアクセスサービス)について
【商標】
・商標登録および商標的使用からの国名の保護
・商標的側面から見たドメインネームシステム
【地理的表示】
・地理的表示の保護について
これらの議題について4日間、みっちり話し合われました。
議場の写真やwebcastingはSCT38ウェブサイトからみることができます。
【議場の様子】
ところで、本会議中は、ハロウィンの時期でした。
WIPO内のカフェテリアでランチを選んでいると、ハロウィンらしきデザートが。。
いつもは食べませんが、可愛くてトレーに乗せました。
味もかなりいける。やります。
【ハロウィンデザート@WIPO】
WIPO内の地下廊下には、知財に関する条約の批准書が展示されています。
日本のPCT批准書を見つけました。
【PCT批准書(日本)】
歴史を感じます。
WIPOを訪問し、SCTに参加することによって、
世界の知財を動かしている実態を見たような気がしました。
松井宏記
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