大阪・中之島 レクシア特許法律事務所のブログです。

2014年9月19日金曜日

商標審査基準ワーキンググループを傍聴

松井です。

今週は、9月17日に、特許庁で開催された「産業構造審議会知的財産分科会商標制度小委員会第6回商標審査基準ワーキンググループ」(基準WG)を傍聴する機会を得たため、傍聴してきました。

本基準WGでは、動き商標、ホログラム商標及び位置商標に関する各審査基準について審議が行われました。

【第6回基準WGの様子(特許庁ウェブサイトより引用)】

新商標については、まさにその名の通り、新しい商標なので、今までの伝統的商標とは違った特定方法、識別力、類否が求められるわけですが、その最前線の議論がこの基準WGで行われています。

以下のページで、各回の基準WGの議事録等をみることができます。
http://www.jpo.go.jp/shiryou/toushin/shingikai/t_mark_sinsakijunwg_menu.htm

特許庁の方々、委員の方々、みなさん、お忙しい中(およびタイトなスケジュールの中)で、非常に熱のこもった議論がされており、頭が下がる思いです。

今後さらに、日本の新商標の行方から目が離せません。


松井宏記


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2014年9月9日火曜日

意匠専門家として島根へ

松井です。

8日月曜日は、島根県に出張しました。

意匠専門家派遣事業で、意匠専門家として、企業に対して戦略的な意匠出願のアドバイスを行うためです。

大阪から出雲へは飛行機で。
月曜朝の便で行くつもりが空席がなく、日曜夜便で前泊でした。

【大阪国際空港】

これがハッピーというかラッキーというか、
のどぐろ」を食べられるお店に行くことができました!


【のどぐろ】

脂がのってて美味しい。
さすがは「高級魚」。明日はいいアドバイスができそうです。

そして、月曜は朝6時に起きて、出雲大社へ。
厳かな朝を迎えることができました。

【出雲大社】

【大注連縄】

余談ながら、出雲大社正門前には、スターバックスコーヒーがあります。
ここのスタバは、和風でオシャレです。
出雲大社に行かれる際には立ち寄ってみられてはいかがでしょうか。

【スターバックスコーヒー出雲大社店】


・・この後は、もちろん、意匠専門家としての使命をきっちりと果たして来ました!


松井宏記

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2014年9月5日金曜日

刺激的な日本商標協会年次大会→思い出深いUNITT年次大会

松井です。

4日木曜日は、
山田弁護士・弁理士、田中景子弁理士と私で、滋賀県の大津で開催された日本商標協会の年次大会に参加しました。

夜の懇親会では、多くの商標関係者(商標弁理士、企業の方、特許庁の方)とお話させていただきました。東京の同世代の商標弁理士の方々とも久々にお会いさせていただいて意見交換させていただき、いい刺激をたくさんいただきました。

二次会、三次会と参加させていただき、そのまま、会場となった大津プリンスホテルに宿泊しました。

ところで、このホテル、客室は全室レイクビューということで、琵琶湖を見渡せる景色が最高!でした。今度はレジャーで行ってみたい!

【レイクビュー!(曇ってますが)】

晴れていると、こうなります。最上階のBarも素晴らしかったです。
http://www.princehotels.co.jp/otsu/keshiki/lakeview.htmlより引用

そのまま、2日目の講演も興味あるテーマだったので聞きたかったのですが・・、次の予定があるので、朝、会場を後にしました。

そのまま大津から西宮へ移動し、5日金曜日は、私の母校である関西学院大学で開催されているUNITT(大学技術移転協議会)の年次大会で、意匠法改正について講演しました。
この講演では、私は日本弁理士会の意匠委員会の一員として意匠法改正を説明するとともに、特許委員会や商標委員会の先生方とともに、今年5月に公布された改正法を概説するというものでした。

参加者からも質問をいただき、充実したセッションだったと思います。

余談ですが、関西学院大学内には、ステーキで有名な三田屋本店の関学店があります。
学生時代を思い出して、ランチしてきました〜。

【三田屋本店関学店のステーキランチ】

刺激的な大津の夜と、思い出深い関西学院での講演(&ランチ)でした。

松井宏記

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2014年8月28日木曜日

パテントセミナー2014 意匠応用編

松井です。

日本弁理士会近畿支部が開催する「パテントセミナー2014」において、
「効果的な意匠権の取得方法〜関連意匠と部分意匠の戦略的利用方法〜」というテーマで講演致します。



(日本弁理士会近畿支部ウェブサイトより引用。詳細はこちらをご覧ください。)

関連意匠と部分意匠の戦略的利用方法、その他の意匠の効果的利用方法について解説致します。

関連意匠と部分意匠については、これを利用しない手はありません。
製品そのものの全体意匠の出願に加えて、2件目以降で、関連意匠、部分意匠を利用すべきです。なぜ全体意匠+αで利用するのかという点についても解説したいと思います。

過去のパテントセミナーでは、「意匠(基礎編)」でよく講演させていただき、意匠法の基本的なところを解説させていただきました。今回は応用編ですので、戦略的な話のみさせていただきます。こういうテーマは得意ですので、私もワクワクしております。

ご興味のある方は、日本弁理士会近畿支部ウェブサイトより、参加申込をお願い致します。

松井宏記


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2014年8月18日月曜日

特許部門で求人しています2

来たれ! レクシアへ その2
~レクシアは情報発信をする事務所です~

レクシアは、設立以来3年半で知財に関する以下の情報発信をしてきました。
 ・レクシア知財セミナー(弊所主催) 29回
 ・外部セミナー講師 83回
 ・論文    12通
 ・書籍(単著)  2冊
 ・書籍(共著)  5冊

20人足らずのまだまだ小さい事務所ですが、情報発信の量は数ある特許事務所の中でもトップクラスであると自負しています。

我々は、情報発信を重要な業務の1つと考えています。というのも、情報発信をするためには、それなりの勉強をしなければならず、その内容を明細書作成等の通常業務に活かしたり、クライアントに提供できるからです。日々の業務に忙殺されると、勉強することを忘れがちですが、情報発信をする機会を定期的に与えられれば、無理にでも勉強をすることになります。

 勉強→通常業務への活用/情報発信→勉強→・・・・

我々はこのサイクルの中で、質の高い業務を提供できると確信しています。

レクシアに参加して頂ければ、多くの情報発信の機会を提供できます。

知財業界で目立ってみませんか。

ご興味のある方はこちらへどうぞ。



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2014年8月12日火曜日

特許部門で求人しています

来たれ! レクシア
特許部門で応募を検討されている皆様へ

レクシアは、弁護士と弁理士とが対等な立場で設立した特許法律事務所です。これは、知財において、権利化業務と権利行使業務とはシームレスであり、完全なワンストップで行うべきであるという我々の信念に基づいています。

ところで、日本では知財訴訟の件数が非常に少ないため、訴訟経験のある弁理士は非常に少数であると思われます。
しかし、レクシアでは、設立当初から弁護士と弁理士との協働による完全なワンストップ業務を標榜しておりましたので、まだまだ小規模な事務所ながら、関西ではトップクラスの知財訴訟案件のご依頼を頂いております。
そして、弊所に所属する特許部門の弁理士は、全員が訴訟案件に関わっております。

訴訟は、実戦であり、裁判例の勉強だけでは絶対に得ることのできない経験ができますので、これを権利化業務に活かすことにより、訴訟に強い明細書の作成等、権利化業務の質を大幅に向上できると考えております。
そのため、レクシアの特許部門では、経験年数にかかわらず、訴訟案件に関わるようになっております。

明細書作成などの権利化業務だけではなく、権利行使業務にも積極的に参加したい皆様、レクシアへの応募をお待ちしております。

詳しくは、こちらをご覧ください。




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2014年8月7日木曜日

レクシア知財セミナー「欧米企業とのライセンス交渉・契約書作成の勘所と落とし穴」のご報告

中村です。

先月30日に、レクシア知財セミナー「欧米企業とのライセンス交渉・契約書作成の勘所と落とし穴~不当に押し込まれない契約交渉の極意と契約書作成上の留意点~」を開催いたしました。

本セミナーは、米国大手法律事務所Fox Rothschild LLPとの共催であり、ロバート・ノートン先生と当職が講演いたしました。
100名を超える方々にお越しいただき、直接ご挨拶できなかった方々には、この場を借りて御礼を申し上げます。

第1部では、日本企業と欧米企業間のライセンス交渉に臨まれることの多いノートン先生の方から、交渉を成功させる長期的戦略、中・短期的戦略、及び交渉の場での戦略という構成でのお話がありました。日本社会では馴染みのない情報収集手段や交渉スタイルについて個人的にも新たな発見があり、これからの日本企業の交渉戦略において有益な示唆がありました。


第2部では、当職の方から、これまで実際にレビューしてきたライセンス契約から抜粋した様々なバリエーションの条項をお示ししながら、ライセンス契約の本質から導かれる原則と例外という視点や、ライセンサー・ライセンシーの利益・不利益という視点から、実務で通用し得るカウンター・プロポーザルについて検討していきました。



セミナー後にご感想を聞かせてくださった方々からは、これから実践していきたい気付きがあったとのメッセージをいただいておりますので、今後のご交渉に少しでも効果がございますと幸いに存じます。

次回は、日本での知財侵害訴訟における留意点と戦略についてお話しさせていただこうかと、弊所の山田弁護士ともに練っておりますので、乞うご期待です!

中村小裕

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