松井です。
今日は、勉強会の紹介を。。
関西特許研究会(KTK)内に、「商標審判決研究班」があります。
小生は、この研究班の世話役(班長)を永年務めています。
2ヶ月に1回のペースで会合を開催して、その時の最新の商標系の審決と判決を報告し合います。毎回、審決担当と判決担当を決めて報告していただいています。
要は、この会合に参加し続けることにより、商標実務の大きな流れが分かるようになっています。また、その審判決を題材にして、参加者である弁理士(事務所及び企業)同士で実務的な議論を行います。判断に対する意見や、それを踏まえた上での出願方法など、意見が飛び交います。参加者は、商標エキスパートの弁理士から、商標はあまりタッチしていない弁理士まで様々です。
商標実務の感覚、特に類否、識別力、混同についての感覚を身につけるためには、審判決例を多く読み、実際の判断基準やその流れに乗ることが必須です。商標実務は常に変化しています。流れがあります。「昔はこうやったのになぁ」というのはNGです。「今」の感覚を身につけることが求められます。よって、商標系の弁理士は、このような勉強を継続する必要があります(特許系弁理士も同じでしょうが。。)。
そして、会合後は・・、懇親会です!
これも(が)楽しみなんです!さらに具体的議論が交わされます。関西の商標業界について色々と話がでます。
(懇親会の様子。いい顔してますね〜)
KTK会員の方は、また是非ご参加ください。
松井宏記
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