松井です。
昨日は、東京で、日本弁理士会産業競争力推進委員会主催の「韓国における知的財産保護の状況」というセミナーに参加しました。
といいましても、私はこの主催委員会の副委員長のため、運営側として参加しました。
講師は、JETRO韓国副所長の岩谷一臣様でした。
韓国の経済事情から、企業の特殊性、統計資料の正しい解釈など、イロイロと興味深いお話をお聞きすることができました。
その他、国家知識財産委員会の動き、改正法のトピックス、韓国における模倣品取締の手法などをご紹介いただきました。
私の実務上の実感としましては、
中国は模倣品製造及び輸出国として最も注意すべき国ですが、韓国も冒認出願や模倣品事案が多いように思っています。
私自身も韓国で異議申立を行うことが多いです。韓国では冒認出願については、日本並みの取消等を求める手段があります。また、模倣品については、韓国特許庁内の取締組織(商標特別司法警察隊)や自治体による取締ルートがあるため、オプションは充実していると思います。
JETRO韓国のウェブサイトには、有益な情報がたくさん公開されています。
https://www.jetro.go.jp/world/asia/kr/ip/
昨日は、いろいろと韓国の話をお聞きしているうちに、韓国に行きたくなりました。。
松井宏記
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