昨日は、弊所の第21回知財セミナー「レクシア明細書学2013 構造・機械・電気編 ~訴訟や外国に強い明細書ってよく言いますが、根拠はあるんですか?~」を開催いたしました。
残暑が厳しい中、約80名の方にご参加頂きました。弊所の知財セミナーは無料であるため、通常の参加率は、申し込みに対して概ね8~9割ぐらいなのですが、今回はほぼ100%の参加率でした。ご参加頂いた皆様に、御礼申し上げます。
昨年に引き続き、機械電気系の明細書の作成について、種々の判例、審決例、外国実務などを交えて、客観的な記載の根拠を説明させて頂きました。取り上げたトピックは、以下の通りです。
1.明細書作成の指針
2.外国出願において留意すべき点 ~特に、コストの観点から~
3.クレームの形式 ~構成要件列挙型の理由~
4.日米欧におけるクレームの作成 ~構造か、機能か?~
5.権利行使を見据えた機能的記載
6.侵害品との対比を考慮した明細書の作成 ~イ号製品にばらつきがあるとき~
7.方法クレームの有用性と留意点
8.各国の補正実務に適した明細書の作成
9.単一性審査基準の改定
10.英語・中国語への翻訳に適した日本語
アンケート結果から、大変好評を頂きましたので、来年も「レクシア明細書学2014」と題して、新たなトピックを取り上げて開催したいと思います。
ありがとうございました。
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