松井です。
本日は、日本知的財産協会の入門コースで研修講師を務めてきました。
150名ほどの参加者に対して、
午前中の3時間で「意匠」、午後の3時間で「商標」を概説しました(計6時間!)。
意匠商標の基本的なところをお話したのですが、さすがに3時間ずつでは話し切れず、
駆け足になってしまいました。しかし、要点はきっちりと説明できたと思っています。
基本的なところと言っても、意匠では、制度説明から、関連意匠や部分意匠の活用方法、部品の意匠の活用方法などについてまで言及しました。関連関係を特許庁に認めてもらうためのテクニックまでお話したので、少し盛り込みすぎたかな?と思いましたが、中級くらいまで含める感じで、これくらいの方がいいでしょう。(と判断しておきます)
商標では、審判決例を多数用いて、有名商標の保護なども交えながら説明しました。新しい商標が来年から導入されますが、その点についても少し触れながら、審判決例を多数見て、条文の理解を深めていただけるように努めました。
7月上旬に同じ入門コースの別クラスで、同内容をお話しします。
また6時間の講義なので、講義を聞いている方々も大変ですが、私も体力(話力?)を付けておく必要があります!
松井宏記
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