昨日は、日本弁理士会関東支部主催の「意匠なんでもQ&A大会」という研修において、講師を務めて参りました。
この研修、ちょっと変わってます。
・・というのも、講師は事前準備一切なし!
(実は私、研修会場には手ぶらで行きました。)
事前に用意するのは、受講者である弁理士から集めた、意匠に対して日頃思っている質問のみ!
その質問を箱の中に入れて、研修当日に、質問をクジにして引いて、読んで、講師は初見でその質問に答えるというものです。
【くじ】
講師は、事前に質問を見ることなく、「初見」でその場で答えるというライブ感・緊張感に重きをおいた研修です。
その一方で、早押し機も用意され、緊張感をほぐす工夫もあり。
講師は私と、東京の意匠専門の実力派弁理士の2名。
研修中は、どんな質問が飛び出すのか、ドキドキでした。
事前に約50問の質問が集まりましたが、時間の関係で、回答できたのは17問。
しかし、その17問の中身が濃い!さすがは弁理士からの質問。
関連意匠の狙いどころや費用設定、3条2項(創作非容易性)の主張ポイント、パッケージデザインにおける意匠と商標の使い分け、図面作成のお勧めソフトなど。。
多岐に渡る質問で、いつもの一方的な研修とは違い、受講者との一体感ある研修でとても楽しかったです。
深夜のトーク番組みたいな感じでもありました!
こういう研修、近畿でもやってみたいと思いました。
松井宏記
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