大阪・中之島 レクシア特許法律事務所のブログです。

2015年7月27日月曜日

変わるデザイン保護戦略!

松井です。

セミナー告知です。

8月24日月曜日に、大阪弁護士会館で、
日本知的財産仲裁センター・大阪弁護士会・日本弁理士会近畿支部主催のセミナー「変わるデザイン保護戦略−デザイン戦略の立案、権利取得から紛争解決まで−」が開催されます。



そのセミナー内で私は「デザイン・ブランド保護のための最新の戦略的出願方法」という内容の講演をします。50分ほど、プロダクトデザイン、パッケージデザイン、GUIの意匠による保護や、商標によるデザイン保護について、戦略的出願方法を解説いたします。

私以外にも、企業の方による「企業のデザイン・ブランド戦略〜新しいタイプの商標出願事例からの考察〜」の講演や、弁護士による「非産業財産権によるデザインの保護」の講演があります。大変興味深い発表がされると思います。

ご興味のある方は、こちらをご覧ください。

松井宏記


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2015年7月7日火曜日

デザイン保護最前線

松井です。

7月13日月曜日、東京ミッドタウン・デザインハブにて、
「デザイン保護最前線」とのテーマで講演を行います。

新商標、立体商標、意匠の活用、不競法などを通した、デザイン保護の最前線についてお話し致します。事例を通してデザイン保護戦略について説明します。

主催は、日本インダストリアルデザイナー協会(JIDA)職能委員会、
協力は、日本弁理士会意匠委員会、日本デザイン振興会です。

私は、今年度、日本弁理士会意匠委員会の委員長ですので、その立場もあって講演します。
これから、JIDA職能委員会と日本弁理士会意匠委員会とは、共同研究会を開催して、デザイン保護についての研究を深めていきますが、本セミナーは、そのキックオフセミナーとしての位置付けでもあります。

JIDA会員他、他のデザイン関係団体D8会員など、その他一般としても受講可能です。

ご興味のある方、ご参加ください。

詳細および申し込みは、こちら

松井宏記

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2015年7月6日月曜日

意匠専門家として島根へ2

松井です。

少し前(6月26日)ではありますが、専門家派遣事業で、意匠専門家として、
島根にある企業の、意匠戦略のサポートに行ってきました。

大阪から出雲へは飛行機が便利です。50分で到着します。

【大阪空港を飛び立ったところ】
(右上に大阪空港が見えます)

実はこの日、天候が悪く、飛び立つ前から、出雲の天候が悪ければ大阪に引き返しますというアナウンスを受けていて、ヒヤヒヤしながら大阪を飛び立ちましたが、なんとか出雲空港に到着(それでも宍道湖上空はかなり揺れました)。

出雲に到着後、気を取り直して、出迎えいただいた方と一緒に、出雲そばの名店「羽根屋」さんへ。

【出雲割子そば】

大変美味しくいただきました。3皿しか写っていませんが、結局2皿追加で、計5皿いただきました。
出雲に行く機会があれば、是非、この店に行ってみてください。オススメです。


・・この後、もちろん、意匠専門家としての使命を、きっちりと果たしてきました!


松井宏記


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2015年7月5日日曜日

ソウルへ出張(7/1-7/4)

松井です。

7月1日から4日まで、韓国ソウルに出張しました。
MERSコロナウィルスが気になりましたが、現地に行くと、マスク着用の人は殆どおらず、あまり気にはしていない印象を受けました。(飛行機はガラガラでしたが)

MERSと仕事の方はさておき、
江南地区を中心としたソウルでの写真を紹介します。

【ソウル中央地方裁判所】
とにかく大きい。私と比較してもらえれば、その大きさが想像できると思います。
入場する際には体温を測られます。
(以前は体温測定はなかったと思うので、MERSの影響でしょうか)

【韓国特許庁 ソウル支部】
韓国特許庁(KIPO)の本部は、郊外に移転していますが、
韓国特許庁支部がソウルの江南にあります。以前は本部も支部の筋向いにあったようで、この周りには特許事務所がたくさんあります。

【フグ】
今まで知りませんでしたが、ソウルのフグは美味い!
このお店がいい店だったのかもしれませんが、日本のフグよりも食感がコリコリです。
こちらは「フグしゃぶ」でいただきます。
ちなみに、この時は、焼肉の後にフグに行きました。それでも食べられる。。

【Gangnam Style!】
江南駅の交差点に、カンナムスタイルのステージがあります。
音楽が流れていますので、自由に踊れます。
写真撮影時にも、女性2人が例の「乗馬ダンス」を上手く踊ってました。
もう一度、カンナムスタイルを聞きたい、見たい人は、こちら

【サムスン本社】
江南駅交差点近辺にあります。とにかく大きい。。全て鏡張り。。
こんなに大きい建物が4つあります。
さすがはサムスン。

【ソウル大学校】
ソウル南方の山の中に、ソウル大学校(Seoul national university)があります。
最終日は校内を案内いただきながら、こちらでランチしました。
かなり大きな総合大学です。Engineering, Science, literature, medical, law, music, artなど、全ての学問がここに集中している感じです。各College間の移動はスクールバスです。

・・・と、仕事の合間に、いろいろと巡ってきたソウルの旅でした。

松井宏記

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2015年6月25日木曜日

第2回レクシア法務セミナー「営業秘密〜秘密保護に関するマネジメント戦略・新法の解説から、漏えい案件における対応実例とマスメディア対策まで〜」のご案内

第2回レクシア法務セミナーのご案内(大阪開催)
「営業秘密〜秘密保護に関するマネジメント戦略・新法の解説から、漏えい案件における対応実例とマスメディア対策まで〜」2015年7月29日

今回のレクシア法務セミナーでは、デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社における不祥事対応及び知財マネジメントの専門家の方々と共に、昨今、企業の懸案事項となっている営業秘密の保護について、組織的観点、法的観点、及び技術的観点から検討を行いたいと思います。

営業秘密の漏えい案件は、日々増加傾向にあるため、日本政府も対策に乗り出し、不正競争防止法の改正法が 今国会で成立する予定です。

この機会に今一度、皆様におかれてもより強固な営業秘密の保護体制を構築し、漏えい発覚時に備えてベストな対策シナリオを策定されてはいかがでしょうか。



詳細は下記URLをご参照ください。
http://www.lexia-ip.jp/LexiaLegalSeminar2.pdf


皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

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2015年6月24日水曜日

第1回レクシア法務セミナー「外国企業との交渉は突然に〜紛争編・契約編〜」のご案内

第1回レクシア法務セミナーのご案内(名古屋開催)
「外国企業との交渉は突然に〜紛争編・契約編〜」 2015年7月14日(火)


今回のセミナーは、「レクシア法務セミナー」と題しまして、
従前の「レクシア知財セミナー」において取り上げているテーマに比して、企業法務部の方々にも馴染みのあるテーマをピックアップしてお届けすることを企図したセミナーの第1回目となります。

昨年大変ご好評いただいた、米国大手法律事務所FoxRothschild LLPのロバート・ノートン弁護士と、弊所の中村小裕弁護士のコンビでお届けします。
両弁護士が日々携わっている日本企業と米国企業の間の交渉や訴訟といった紛争案件や、契約交渉案件の実務経験に基づき、日本企業が外国企業との交渉が必要な場面に直面した際の指針を解説いたします。




詳細は下記URLをご参照ください。
http://www.lexia-ip.jp/LexiaLegalSeminar.pdf


本セミナーは、前後半の部とも日本語で行います。

皆様のご参加を、心よりお待ち申し上げます。


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2015年6月16日火曜日

中国からの爆発的出願がくるか

松井です。

最近、こんなニュースがありました。

韓国で中国人の商標登録が倍増、日本を追い抜く―韓国メディア

中国企業・個人が韓国商標出願した件数が、2010年には1,246件だったが、2014年には2,622件になり、2倍以上に増加したというニュースです。
一方、日本企業・個人が韓国に商標出願した件数は、2010年が3,862件、2014年は3,131件で約2割減とのことです。
2015年1月から4月の出願件数で見ると、日本が1,015件、中国が1,126件で、中国が日本を追い抜いた状態とのことです。
中国から韓国への商標出願が増加している理由は、中韓両国の自由貿易協定(FTA)交渉が2010年から開始されたことが最大の原因と分析されています。

では、中国企業・個人の日本への商標出願はどうでしょうか。

特許行政年次報告書2015によりますと、以下のようなデータが発表されています。



(出典:特許行政年次報告書2015 第1章 国内外の出願・登録状況と審査・審判の現状 P.34)

中国から日本への直接出願は、2010年は1,259件、2014年は1,521件で微増傾向、
マドプロによる日本指定は、2014年は749件で2010年も同様と思われます。
合計すると、微増傾向です。まだ、爆発的出願(爆買ならぬ”爆願”)とは言えない状況です。

しかし、中国は、2013年の国内出願が1,848,858件(1出願1区分時代)あった国です(日本は117,674件)。中国国内出願の1%(約18,000件)が日本に来る時代になっても、日本出願にすると10%以上増えます。

なぜこういう分析をするかというと、中国からの問い合わせが増えているからです。単なる料金問い合わせではなく、中国各地から具体的案件の問い合わせが増えています。従前とは違った感じがします。他の弁理士も同様かもしれません。

今後の日中の政治動向・経済動向によっては、中国からの”爆願”があるかもしれません。
その時、日本企業が取るべき対策は? ”爆願”の波に飲まれることのないように、自社商標は手堅く登録しておくことが第一歩ではないでしょうか。

松井宏記

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