http://books.chosakai.or.jp/books/catalog/29385.html
本書は、2009年に発行した初版の改訂版となり、
米国特許法改正(AIA)、AIA関連規則改正、米国の特許法条約批准に伴う規則改正を盛り込んでおります。
本書の改訂では、これらの改正を含め、近時の米国実務に対応するように、内容を一新いたしました。
また、初版と同様に、日本と米国との法制の違いに留意しつつ、実務家が注意すべき点を中心に、できるだけ、図、表を用いて、米国特許実務について解説しました。
本書が実務家の皆さまのお役に立てれば幸いです。
【主要目次】
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第1章 改正米国特許法と特許出願手続の概要
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1. 改正米国特許法(AIA)の概要
2.米国特許出願手続の特徴
3.審査手続の流れ
4.審査を継続するための手続
5.出願公開
6.特許発行後の手続
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第2章 出願
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1.出願の種類
2.出願を行える者
3.発明者に関する規定
4.出願に必要な書類
5.外国出願に基づく優先権の主張
6.小規模事業者(Small Entity)
7.超小規模事業者(Micro Entity)
8.仮出願の利用
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第3章 米国出願用明細書の作成1(翻訳文に適した日本語作成の留意点)
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1.概要
2.翻訳文の質が悪い場合の影響
3.翻訳文の質が悪くなる原因
4.翻訳ソフトの利用
5.日本語と英語の相違の例
6.造語の問題
7.翻訳文の元になる日本語の作成
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第4章 米国出願用明細書の作成2(米国のプラクティスに適合した明細書の作成)
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1.概要
2.明細書の項目
3.クレームの構造
4.クレーム作成の作法
5.明細書の記載
6.要約(Abstract)の記載
7.図面(Drawing)
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第5章 情報開示義務
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1.提出義務を負う者
2.提出対象となる情報
3.情報開示義務違反
4.提出の時期及び要件
5.IDS提出の手続
6.QPIDS
7.補充審査
8.IDS提出の形式的効果
9.関連出願における提出義務
10.IDS提出の実務
11.翻訳文提出に関する判例
12.不公正行為となる例
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第6章 早期審査
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1.従来からある早期審査(Accelerated Examination)
2.優先審査(Prioritized Examination)
3.特許審査ハイウェイ
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第7章 限定要求/選択要求
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1.限定要求(Restriction Requirement)
2.選択要求(Election Requirement)
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第8章 ファースト・アクションへの対応
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1.拒絶理由の種類
2.応答期間
3.応答
4.インタビュー
5.Rejoinder
6.101条違反とその対応
7.旧法における先発明主義から改正法(AIA)における先願主義への移行
8.旧法における102条違反とその対応
9.旧法における103条違反とその対応
10.改正法における102条違反
11.改正法における103条違反
12.112条違反とその対応
13.ダブルパテントとその対応
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第9章 ファイナル・アクションへの対応
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1.概要
2.ファイナル・アクションへの応答
3.応答期間
4.補正書、意見書の提出
5.AFCP2.0(After Final Consideration Pilot 2.0)
6.アドバイザリ・アクションとその対応
7.継続審査請求(RCE: Request for Continued Examination)
8.審判(Appeal)
9.継続出願(Continuation Application)
10.一部継続出願(Continuation-in-Part Application)
11.分割出願
12.ファースト・アクション・ファイナル・リジェクション
13.出願の復活
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第10章 審判
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1.審判の状況
2.審判請求をするための要件
3.審判の流れ
4.審判前会議(Pre-Appeal Brief Conference)
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第11章 許可通知から特許発行、及び特許の維持
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1.特許の許可
2.特許発行料
3.特許公報
4.特許発行手数料の支払いの取り下げ
5.特許の維持
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第12章 特許後の手続1(ディスクレイマー、訂正証明書)
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1.ディスクレイマー(Disclaimer)
2.訂正証明書(Correction of Certificate)
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第13章 特許後の手続2(再発行出願)
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1.概要
2.再発行出願の目的
3.再発行出願の手続の流れ
4.再発行出願の手続
5.再発行出願に対する情報提供
6.再発行出願の審査
7.リキャプチャーの法理
8.中用権
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