松井です。
みなさんは、ネーミングは違うけど、パッケージデザインが有名な商品パッケージに似てる物に出会ったことはないでしょうか。
知的財産保護の場面で、製品そのものの保護には注力しますが、商品パッケージの保護にまで注力されていないケースがよくあります。しかし、その反面、商品パッケージが似ているとのご相談が多々あります。
最近でも、「柿の種」で知られる亀田製菓が包装酷似として他社を訴えたケースがありました。
創作の場面では、日経デザインが「顧客を呼ぶ「売り方」のデザイン」という特集で、商品包装から店舗デザインまで、商品そのものではなく、パッケージの創作について特集していました。
商品パッケージは、知的財産保護の場面や、創作の場面において、非常に重要です。
私も、意匠及び商標を駆使した商品パッケージの保護については、毎日のように、頭をひねっています。
そこで、私は、商品パッケージの保護について、10月16日火曜日(15時から17時)に、日本商標協会関西支部にて講演します。場所は大阪弁護士会館です。日本商標協会の会員の方でご都合の付く方は是非ご参加ください!
内容は以下の通りです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
テーマ:商品パッケージの保護
内容:知財紛争の中で商品パッケージの模倣&侵害事件に直面している方は多いと思います。ネーミングは異なるがなんとなくパッケージデザインが似ている事案など心あたりはないでしょうか。不競法による保護もありますが、積極的に産業財産権、特に意匠商標でどのように保護することが可能かを議論したいと思います。新しい商標の導入が予定されていますが、まずは従来商標の枠組みでの保護の可能性、関連意匠や部分意匠を用いた保護の可能性について言及したいと思います。また、欧州の事例も見ながら日本への応用可能性について検討したいと思います。さらに、実際の商品パッケージを見ながらケーススタディを行い、参加者の理解を深めたいと思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
松井宏記
Ranking check.
にほんブログ村
にほんブログ村