松井です。
今日は午後から「デザイン道場2012」において、若手デザイナー及び企業の方を対象に、意匠を中心とした知財を用いたプロダクトデザインの保護について講演しました。
デザイン道場とは、近畿経済産業局主催(神戸市・神戸芸術工科大学 協力)で行われる "若手デザイナーと中小ものづくり企業等のための知財・マネジメント講座"です。
全4回のコースで、デザイナー、大学教授、特許庁の方、弁理士(私)を講師として招き、プロダクトデザインを中心に、デザインに関する講座がみっちり行われます。
去年も講師として参加させていただき、若手デザイナーからイロイロと刺激を受けましたので、今年も刺激を求めて講師を務めさせていただきました。
今日の講演では、部分意匠と関連意匠の活用法を最近の登録事例を用いて説明させていただきました。また、立体商標の傾向についてもお話させていただき、デザインをブランドとして守る重要性とその可能性についてお話させていただきました。
後半の講義では、実際の製品を示して、グループごとに出願方法を考えていただき、発表していただきました。発表をお聞きしていると、講演の内容をご理解いただけたことが分かり、嬉しかったです。
次回は12月1日です。
このデザイン道場の期間中、受講生たちは企業の実際の製品開発についてケーススタディに取り組んでおり、次回、その成果物が発表されます。この成果物を拝見させていただくのも楽しみです。
また、何と言っても・・・、
全てが終わった後の、受講生や他の講師の先生方との打ち上げが楽しみです!
松井宏記
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