松井です。
5月24日は大阪で、5月28日は東京で、
Thomson Brandy主催セミナー「商品パッケージの意匠と商標による保護」で講演をさせていただきました。
商品そのものを産業財産権で保護することは重要ですが、商品パッケージ(商品包装)を保護することも重要です。私が受任する相談や事件においても、商品パッケージの争いが多いです。
最近も、柿の種の事件、面白い恋人の事件など、商品パッケージに関する争いは、よくニュースにもなっています。
商品パッケージを保護しようとする場合、不競法を活用することができますが、2条1項1号は周知性が必要ですし、2条1項3号で商品パッケージを保護できる場合は限定されています。
そこで、意匠と商標で積極的に権利を創設して保護していこうというのが、本セミナーの趣旨です。部分意匠や関連意匠を利用した保護の方法、最近実務上の取扱いに変化がある立体商標や、平面商標、そして新しい商標による保護の可能性について言及させていただきました。
ご質問も多く頂戴し、私も楽しく講演させていただきました。
1企業から複数名で参加されている方々も多くおられ、本テーマに対する関心の高さを知ることができました。
本テーマについては、私も非常に興味がありますので、今後も私なりに研究を続け、研究成果を発表して参ります。
松井宏記
Ranking check.
にほんブログ村
にほんブログ村