大阪・中之島 レクシア特許法律事務所のブログです。

2012年2月20日月曜日

「LEXIA」という名前

弊所の事務所名「レクシア(LEXIA)」は、
LEGAL × IAttorneys
の頭文字をとった造語です。

弁護士(LEGAL Attorney)と弁理士(IP Attorney)が協働することで、単なる足し算ではなく、掛け算的な効果を生んでいくというのがこの名前に込められた意味です。

弁護士と弁理士が対等な立場でパートナーシップを組み、
出願から権利行使までの企業の知財実務をトータルにサポートする事務所でありたいというのが、レクシアを設立した際の創業メンバーの共通した思いでした。



通常、侵害訴訟などの紛争案件では、特許事務所と法律事務所が共同で対応に当たりますが、1つの紛争案件を2つの事務所で対応すると、重複作業によって時間を要したり、コストが高くなるという問題があります。

(一般的な知財訴訟対応)


レクシアでは、弁理士と弁護士とが1つの事務所に所属することにより、効率的な対応を行うことができます。

例えば、技術的検討、法的検討、及び事務ワークを1回で行うことができるため、迅速な対応が可能となり、結果としてコストを低減することができます。

(LEXIAの知財訴訟対応)


また、紛争案件以外でも、出願業務の周辺にある法的な検討、例えば、契約業務に関しても、同時並行で進めることができます。

事務所設立から1年間、この形態で事務所を運営し、非常に有効で、効率的な事務所のカタチであると強く認識しています。

幸い、昨年1年間で10件以上の知財訴訟(侵害訴訟、保全事件、審決取消訴訟)を新規で受任させていただきましたが、実際の事件を動かしていく中で、訴訟を進めてく上での弊所内部の業務の流れやチームワークも確固たるものになってきたと思っています。

今年は、弊所で担当した訴訟の判決が複数件出される予定です(すでに2件勝訴)。

訴訟で得た経験やノウハウに関しては、可能な範囲で、レクシアセミナーでも情報提供をしていきたいと思います。